投資はお金が絡むことなので、慎重になる気持ちもわかります。
私も、投資をしようと思いながら、実際に始めるまで数年かかりました。
FXの口座などは、20代の頃に開いたものの、放置したまま10年くらい経ってしまって、解約の通知が来てしまいました。昔はそれくらい行動力がなくて、先延ばしにしてばかりいました。
また、投資をしようと決心してから、証券口座を開いたり、勉強をしたりで、また1年くらいかかりました。
もちろん、全く知識がない状態で始めて、変な株式を選んでしまってはダメです。
けれど、始めるのを恐るあまり、私のように何年もウジウジしているのも良くありません。
なぜなら、投資は早く始めるほど複利の力を味方につけることができるので有利になるからです。
ある程度投資の基礎を学んだ後は、実際に銘柄選定の段階になったら、そこはプロにお任せするのもアリです。
私は、会費を払ってインベスターズ・ビジネス・デイリーの会員になりました。
IBDには、選りすぐった銘柄のリストが複数あるので、その中から選んで、いくつか銘柄を買ってしまいました。(具体的な銘柄選択に関しては、また別のコラムで。)
それらは、自分1人でなら知ることも選ぶこともなかったであろう銘柄ばかりです。
正直、その時点ではなぜそれらの銘柄がそんなに優良なのかもよく分かっていませんでした。
けれど、オニールのCAN-SLIMのスクリーニングに照らして合格したものなら大丈夫だと信じる気持ちは人一倍強くありました。
あとは株を保有しながら、株式投資に必要な知識をさらに身につけていきました。
実際に株を保有した状態なので、勉強に対する意欲も湧きます。
幸い、相場も上昇相場で、銘柄選択も良く、2、3年寝かせたら2倍くらいになっていました。
この方法は結果的に、たとえ私が何十年も投資経験がある人間だったとしても、最良だったと思います。
なぜならIBDは組織として50年以上もの歴史を持ち、膨大な情報と経験と知識と人材の蓄積があって、その知識の集大成として最良と判断した銘柄のみがリストに載るからです。
その知識は、一個人がたとえ何十年勉強したとしても敵う相手ではありません。
だとしたら、その部分は素直に外部に任せるのが良いと私は思います。
IBDの会員になることは、僅かな会費で、超一流のファンドマネージャーを、自分専属にするような感じだと感じています。
何にも知らない初心者が、会員になって、そのリストを見てポッと株を買ったとしても、かなり高い確率で勝てるのです。
IBDの会員にならずに独学で銘柄選択をしていたら、今頃どうなっていたかと思うと本当に恐ろしいです。
IBDには感謝しかありませんし、こんな有益な情報が、英語であるというだけで、日本人にあまり知られていないのが、残念に思います。
もうIBDが大好きすぎて、IBDに対する愛がすごいです。
また、IBDの会員になることで、プロがどういう銘柄を選ぶのかが分かるようになり、プロの考え方を学ばせてもらうという意味でも、会費は十分払う価値があると思っています。